■ベスト新書■重村智計■ベストセラ-ズ■2007年07月25日発行年月:2007年07月25日 予約締切日:2007年07月18日 ページ数:191p サイズ:新書 ISBN:9784584121573 重村智計(シゲムラトシミツ)?945年、中国に生まれる。鹿児島県沖永良部島出身。早稲田大学卒業。シェル石油勤務を経て、?97?年、毎日新聞社に入社、?979年から85年までソウル特派員。北朝鮮に迎合的だった日本の朝鮮半島報道の流れを変える。?989年から94年ワシントン特派員時代には、米朝交渉で数々の国際的なスクープを報じる。この間、高麗大学大学院、スタンフォード大学へ留学。帰国後、毎日新聞論説委員、拓殖大学教授などを歴任。早稲田大学国際教養学部教授。日本ニュース時事能力検定協会理事、東京財団評議員。テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめに 北朝鮮を等身大で考える/第?章 なぜクーデターは起きないのか/第2章 後継者問題と影武者金正日/第3章 北朝鮮はなぜ崩壊しなかったのか/第4章 なぜ拉致問題は解決しないのか/第5章 北朝鮮は暴発しない/終章 日本的オリエンタリズムの克服を 小さな半島国家は、自身が生き抜くために、周辺の大国を巻き込み、大国同士を互いに対立させる手法を使う。この半島国家の国際政治学がわかれば、北朝鮮の行動パターンを予測することは難しくない。半島国家の目標は生き残りであり、「自爆」ではない。だから、半島国家は「暴発」しない。「経済制裁をして追い詰めれば暴発する」は大ウソである。あらゆる詐欺とウソが横行する北朝鮮問題という領域に、圧倒的情報力と迫真のジャーナリズム魂で、日本のために唯一の道しるべを示す。 本 人文・思想・社会 社会科学 社会科学全般 |